ねぇ くるみ

この街の景色は君の目にどう写るの

今の僕はどう見えるの



くるみ

くるみ、とは、

来る未来 と書く

来る未


ミスチルの

『くるみ』
を聞きながら 


この怒涛の三ヶ月 を
振り返る

神様から与えられた半年も半分にきた。


三月、
卒業延期が決まって
内定取り消しになり、

なんにもなくなった自分は、
人生の中で１番の
ドン底に落とされた

スタートを切るまで
歩き始めるまで
時間、かかった

凹んだ

大袈裟かもしれんけど、

本気で人生終わったと
死にたいと思った

自分最悪と
責めて責めて責めまくった

でも、
今となりゃ

そんなこともあったなと
笑える 自分 がいる

こうやって
ネタにできるのも、
笑って話せるのも、

ともだちや周りにいる仲間がそう思わせてくれたから

周りにいる奴らが、
明るかったから。

（アリガトウ）


自分が

卒業延期になり、
１番ショックだったのは

学費。
半期で、たった二つの授業で、

【47万5千円】

思ってたよりも壮絶な金額。

最初知ったときは、

春休み、誰もいない学校で一人で泣いた。

貧乏ラクロッサーえすぱ、貯金ゼロ。 

もちろん家に余裕もない。
払ってもらうわけにもいかない。

そしてそんな中、
ラクロスのチーム、クレスコを休部し、

自分は、四月、モデルルームで働き始めた

四月中旬、居酒屋のバイトも始めた

朝から５時半までモデルルーム

帰ってすぐ居酒屋へ行き、夜11時、12時まで働く。
それが毎日毎日続いた。
寝れなかった。
ほんまに しんどかった。
心に余裕がなくて、しょっちゅう苛々してた

でも、うちには計画があった。

～二ヶ月計画～

二ヶ月で学費をほぼ貯める。

学費を納めるのは七月

でも、うちは四月、五月の二ヶ月で絶対に貯めると決めた

だからひたすら働いた。
誰がなんといおうが、
お金の為に
働いた。

唯一の休みは水曜日
マジ天国やった

水曜日は 龍谷の練習にいくようになった


そして五月 そんな二つのバイト生活にも慣れてきた

モデルルームのバイトも楽しくなってきた

居酒屋のバイトでも、
なんとかやっていけるようになった

一回生コーチを引き受けることになった

五月も怒涛に過ぎた。


そして
六月、

クレスコに戻った
ラクロスを再び始めた

土日のモデルルームのバイトを
休み、
ラクロスをすることにした。

これは、間違ってなかった。 

バイトを減らしてまでやる必要が理由が、ウチにはあった。

そして
今に至る。

今、なんだかんだゆって毎日が楽しい

四月に比べ、ずいぶん心に余裕もアル。


昨日、五月分のモデルルームの給料が入った

いま、貯まった学費

43万円


この数字を見て

自分よく働いたなと
思った。


学費が全部貯まるのは

もうすぐ。

準備はできた。

あとは卒業すること

将来を決めること

将来って　先に決めとけって話やけど、
いろいろあったもんでね、まぁ、いまさらゆうても
しかたない。

追い詰められてるけど、

いっちょ
がんばるしかねぇや。

人生どこからでもやりなおせるみたいやし。


がんばるか


未来の自分に胸張れるように。



ねぇ 来る未 さんよ


いろいろあるけど、

今も今で

精一杯 生きてます。



ぴーす。